お知らせ

歯の白濁・脱灰について

2024.09.21

こんにちは。

歯の白濁(脱灰)についてお話したいと思います。

 

歯の一部が白く濁っているようなことはありませんか?

 

歯の表面のエナメル質は、虫歯菌が作り出す酸によってカルシウムやリン酸が溶け出し、光沢を失って白く濁ります。
この状態を脱灰といい、ホワイトスポットとも呼ばれます。
特にお子様によく見られることが多いです。

いわゆる初期の虫歯予備軍で、C0(シーゼロ)ともいいます。
虫歯予備軍なので、治療しなければいけないか?というと、そうではありません。
この段階であれば、まだ自然の力で治る可能性が高いです( •̀∀•́ )b!
歯の表面では、食事のたびに脱灰と再石灰化が繰り返されています。
脱灰によって溶け出したカルシウムイオンやリン酸イオンが、唾液によって再び歯に取り込まれ、再石灰化を起こし元に戻ります。
脱灰した部分が再石灰化することで、白濁やまだら模様が薄くなっていく、消える場合があります。

脱灰と再石灰化が同じ程度で繰り返されている間は、健康な歯が保たれます(*´꒳`*)

 

つまり、しっかり磨いて汚れのないきれいな状態を保っていれば、再石化が期待できるということです!

しかし、糖質を頻繁に摂取したり、オーラルケアを怠って歯垢が長時間付着しているなど、脱灰が促進されるような口内環境が続くと、再石灰化の修復スピードが追いつかず、初期むし歯へと進行してしまいます。

こちらの図の様に、食べ物を食べたり、砂糖が入った飲み物を飲むとお口の中が酸性になります。

唾液の役割で自然に元に戻るのですが、戻った後にまたすぐ糖分を摂取すると、せっかく戻ったのにまた酸性へと変化してしまいます。

このサイクルがとても危険なのです!!(°ロ°٥)

ジュースをちょびちょび飲む、おかしをだらだら食べる、これは絶対にやめましょう。

 

細菌が作り出す歯垢は、ネバネバしていて歯の表面にしっかりとくっついているため、水うがいくらいでは取り除くことができません。

また、歯垢を作らないためには、口内の細菌のエサとなる食べカスなどを、食後の口内に残さないことが大切です!(`_´)ゞ

何か食べ物や甘い飲み物を取った時には、歯磨きをしてくださいね!難しい場合でもお口をゆすいだり、お水を飲むことが大切です。

さらに再石灰化を促進するには、フッ素(高濃度)を使用しましょう!
フッ素には、再石灰化を促進する作用に加えて、歯垢にいるむし歯菌が作り出す酸の生成を抑制するといった働きがあり、白濁が起きている人は絶対に使うべきです!

歯科でも高濃度フッ素の塗布を行っていますし、市販の歯磨き粉やジェルでも、高濃度と書かれている物は、最高値のフッ素が配合されているので、そちらを使用してください★

フッ素入り歯磨き粉を使う場合、歯磨き後も歯にフッ素が残るように、お口をゆすぐ際は軽くにしておいた方がいいですよ( ´﹀` )

当院では、ジェルタイプ1,100円、泡タイプ2,200円でフッ素塗布を行っております( ˆωˆ )

みなさんも、白濁している歯がないか、気にしてみてくださいね(*´罒`*)ノ

夏のお花達❀

2024.09.02

こんにちは。

最近は酷暑は落ち着いてきましたがまだまだ暑く、台風が多くなってきましたね(´◦ω◦`):

台風によって交通機関が止まる場合などは、早めに医院を閉めたりすることもありますので、

ご理解くださいm(*_ _)m

 

さて、夏の時期のお花達のご紹介です(⑅•ᴗ•⑅)ノ

 

 

夏らしいひまわりなど、黄色いお花が印象的でした(*´ー`*)

季節の変わり目、体調にお気をつけてお過ごしください(●´ω`●)