2024.04.01
こんにちは。
4月に入り、やっと桜が咲いてきて春らしい暖かさになってきましたね(⁎˃ᴗ˂⁎)
本日は当院のセラミックについてお話したいと思います。
以前に書いたことがありますが、数年経ち現在は状況が変わったので改めてお話したいと思います。
口腔内スキャナーが入ってからは、”ジルコニア”というセラミックの中で最も硬くて審美性も高いものを使用しています!
(以前はE-MAXやメタルボンドというセラミックや、セラミックとプラスチックが混ざっているエステニア冠なども使用していました。)
数年前は硬くてとにかく丈夫というイメージが強いジルコニアでしたが、ここ数年では審美性が更に良くなりました!
なので前歯など目立つ歯にも自信を持ってオススメできます( •̀∀•́ )b
噛む力が強い方は、セラミックの種類によっては割れてしまう方もいらっしゃいます。
ですがジルコニアに関しては、人工ダイヤモンドと呼ばれるくらい硬くて丈夫なので、取れることはあっても、割れることは無いに等しいです。
噛み合わせや、噛む力が強い人には特にぴったりです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
当院でのジルコニアの金額は、
★インレー(部分的に詰めるタイプ) ¥60,500(税込)
★アンレー(部分的に詰めるタイプの面積が広い物)¥72,600(税込)
★クラウン(すっぽりかぶせるタイプ)¥121,000(税込)
保険の物に比べて、自費のセラミックの良い所は、見た目はもちろんですが、長くもつという点です。
より精密に作るので適合性が良く、接着面も隙間がほとんどないため、二次虫歯になり辛いです。
つるつるしているので汚れが付きにくいのもメリットですね(*´ー`*)
保険の銀歯が入っているけど、審美的に気になるので数本同時にやり替える…なんて方もマスク生活が終わりつつあるからか、最近は特に多いです!
気になる方は是非一度ご相談くださいね٩(ˊᗜˋ*)و
2024.04.01
GWの休診のご案内です!
4月28日(日)~5月6日(月)まで
終日休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、
5月7日(火)の朝9時よりお電話にてご連絡ください❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
2024.03.12
こんにちは。
本日は、インプラントの疑問に対してQ&A形式でお話していきたいと思います(*´ー`*)ノ
Q,どんな人でも、インプラント治療が可能なの?
A,ほとんどの場合可能ですが、適さない場合もあります。
心筋梗塞、脳梗塞などの手術直後。代謝性疾患。内分泌疾患。精神疾患。チタンアレルギー。放射線治療中。顎骨の成長中。の方に関しては非適応です。
重度の高血圧症、骨粗鬆症、糖尿病、心疾患などの全身疾患の既往がある方も適応にならない場合があります。
また、ヘビースモーカーや極度の口腔清掃不良で歯周病がある方は、術前処置として、禁煙、歯周治療などが必要となる場合があります。
成長過程にある若年者も治療対象外となる場合があります。
Q,インプラント治療が優れているところは?
A,他の治療よりも一般的に長期の成功率が高く、生活の質が向上することです。
インプラントの魅力は、天然歯のようになんでも噛めることです。それが健康な生活を送るうえで一番大切なことです( ◌´ `◌ )
ブリッジや入れ歯と違って、歯を抜く前のもとの状態に最も近い機能回復や審美的(見た目の美しさ)な回復が優れています。
残っている歯を削ったり、過度な力がかかって寿命を短くしていまうことも少ないのが特徴です!
Q,インプラントを入れたらすぐに噛めるの?
A,前歯などは見た目の問題上すぐに仮歯をいれますが、しっかり噛めるようになるのは人工の歯を入れる3~4か月後です。
インプラントを埋め込み、骨とインプラント体がくっつくまで2~3ヶ月ほど待ちます。
それからセラミックの歯を入れるので、3~4か月かかるのが一般的です。
その方の骨の状態や本数にもよって変わってきますが、術後すぐになんでも噛めるわけではありません。
Q,無痛でインプラント治療を受けられるの?
A,手術中はほとんど無痛で治療可能です。
インプラントの手術は基本的に、虫歯治療の時にする局所麻酔で行います。(もちろん虫歯の治療よりもしっかりと打ちます)
手術中は麻酔が効いているのでほとんど無痛ですし、術後も痛み止めを飲めば落ち着く程度の痛みです。
術後痛み止めを全く飲まないくらい痛くなかったなんて方もいらっしゃいます。(※個人差はあります)
そして、希望があれば静脈鎮静法といって、鎮静薬の点滴で意識をぼんやりさせて行う方法があります。
麻酔医により全身状態をコントロールして行われるため、高齢者や、全身疾患がある方でも安全に手術を受けることが可能です。
全身麻酔のように入院する必要もなく、当日に帰宅が可能です。
当院でも麻酔医との連携しており、静脈鎮静法も行っていますm(*_ _)m
Q,インプラント周囲炎ってなに?
A,インプラント周囲の歯ぐきや骨に起こる歯周病に似た症状です。
インプラント周囲炎は、インプラント周囲の清掃不良などによる歯肉の炎症が原因となり、細菌が深部へ移動して、インプラント周囲に停滞し続けた結果、最終的に骨を溶かしてしまう病気です。
インプラント周囲炎が進むと、インプラントを撤去せざるを得なくなります(゚Д゚)
なので、インプラント治療後も、普通の歯と同じ様に定期的なメインテナンスが必要です!
Q,歯周病でもインプラントができるの?
A,はい、できます。歯周病治療が完了していて、歯周病がコントロールされていれば可能です。
歯周病は、インプラント周囲炎(ひとつ前のQ&Aでお話した)のリスクを2倍に引き上げてしまいます!
よって、インプラント治療の前に歯周病治療を行い、コントロールする必要があります。
インプラントを長期的に安定させるためにも、インプラントを含めた残存歯も、継続的にメインテナンスを行っていく必要があります(。•̀ω-)b
以上、インプラントの疑問についてQ&Aでした!
インプラントについて迷っている方も、ぜひなんでもご相談ください(*ˊᵕˋ*)੭
(参考:患者さんが最先端歯科治療をしっかり理解できる本)
2024.02.26
こんにちは。
あっという間に今年も6分の1が終わってしまいますね(°ω°)!
今日は、歯の神経つまり根っこの治療疑問について、お話したいと思います(*´∀`*)ノ
◎歯内療法ってどんな治療法なの?
⇒歯の保存をはかることを目的とした、歯の内部の治療です。
歯の硬い組織、根の中や歯根周囲の組織を対象に、診断、治療、予防を行う歯を保存するための治療です。
感染を除去して根の中の組織(歯髄)の健康を回復させたり、回復が難しい場合には、根の中の組織を除去して根の周囲に炎症が起きないようにします。
根の周囲に炎症が起きてしまった場合には、根の中の清掃消毒などを再度行い、それでも治らない場合は外科処置を行います。
◎根の中の治療ってなぜ必要なの?
⇒根の内部や、根の周囲に感染が広がると歯を保存することが難しくなるからです。
根の中の感染源が原因で炎症が根の周囲組織に及び、最終的に歯の周りの骨が破壊されます。
根の内部を丁寧に観察し、感染源を除去して、歯の組織への炎症の波及や、骨が吸収しないような環境を作ります。
これにより、破壊された骨が再生し、歯を保存することが可能になります。
糖尿病の患者様は根尖病変の疾患率が高く、治療効果が現れにくいことも指摘されています。
◎初めての根の治療と、再治療では治療成績は変わるの?
⇒はい、変わります。再治療を繰り返すと治療成績は悪くなります。
根の治療は、同じ歯でも月日が経つと何度か行う場合があります。
そして、再治療の回数が多くなると、治療前は残っていた根管の本来の形が崩れてしまう為、感染を制御することが難しくなります。
また、根の内部の形態は非常に複雑で、マイクロスコープで確認しながら以前の治療の修正、あいた穴や破折した器具の存在への対応が
必要となり、治療がさらに難しくなるため、治療成績は悪くなります。
また、根の先に病変があると成功率は下がります!
◎根の治療にマイクロスコープを使うと成功率は高くなるの?
⇒はい、ぐんと高くなります。根の内部を精密に観察して操作することができるからです。
マイクロスコープを使用すると、影の少ない明るい光源下で根の中を拡大して、細くて複雑な内部にある感染源を詳細に確認することができます。
アメリカの歯内療法専門医は、2008年時点ですでに90%がマイクロスコープを使用していて、現在では常識化しています。
根管治療の成功率は従来の方法で59%ですが、マイクロスコープを使用した場合は94%と非常に高くなります( ¨̮ )
当院では、保険診療でも必要な場合はマイクロスコープを使用して根管治療をすることもあります。
保険では一部的ですが、すべての作業でマイクロスコープと自費用の器具を使用する、
よりしっかりとした根管治療を自費診療で行っています。
◎根の治療回数や期間はどのくらいなの?
⇒状態や部位によっても異なりますが、1回で終わるものから5回以上が必要な場合とさまざまです。
先に説明した通り、治療する歯が初回治療か再治療かによって難易度が異なります。
一般的に再治療の方が難易度が高く、治療回数も増える傾向にあり、回数が増えれば治療期間も長くなります。
再治療の場合、以前の治療で根の内部の形状が変わっていたり、過去に充填された薬剤の除去や細菌の制御に時間がかかるためです。
以上Q&Aでした!
歯内治療、根管治療についてお分かりいただけたでしょうか(*´︶`*)
当院でも説明を行うようにしていますが、ここまで詳しくすべての患者様に…というのは難しいので、
ぜひ読んでいただけたら嬉しく思います( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )
(参考:患者さんが最先端歯科治療をしっかり理解できる本。)
2024.02.05
こんにちは。
今月の休診日のお知らせです。
2月24日(土)を特別休診とさせていただき、通常の休診日と合わせて
22日(木)~25日(日)まで休診とさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします(*ᴗˬᴗ)⁾⁾
2024.01.23
こんにちは。
ご挨拶が遅くなりましたが、本年もどうぞよろしくお願い致します(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
本日は、自費のクリーニングのお話をしたいと思います。
保険と自費のクリーニング(PMTC)の違いについて聞かれることも多いですが、
いまいちどういう違いなのか分からない方も多いと思います。
保険のクリーニングは、歯周病名のもとに歯石を除去する。というような名目なので、
磨き切れていないプラーク、またはプラークが固まってできる歯石の除去がメインです。
ステイン(着色)を落とす。というのは本来保険内ではできません。軽いステインなら保険内のクリーニングでも落ちますが、
濃く着色していたり、広範囲のステインは、自費のクリーニングの範囲になります。
PMTCとは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略で
歯のプロが専門の機械を使って行う「本格的な歯のお掃除」のことです。
トレーニングした歯科衛生士により行われ、特殊な器具と薬剤を用いて、全ての歯面とその周辺の歯垢・プラークを除去します。
歯周ポケット内や歯に付着している細菌とその集合体の膜(バイオフィルム)を除去し細菌を減少させ、口腔内を清潔にして、虫歯や歯周病を予防することが目的です。
特殊なラバーカップ等を使用し、歯垢・プラークを除去し細菌を減少させるだけでなく、歯の表面の細かい傷にはいり込んだ着色なども除去して歯をツルツルに磨きあげます。
普段の歯磨きではどうしても残りがちな、歯に付いた汚れをプロの技術で完全にキレイにすることができます( ˶ˆ꒳ˆ˵ )
そのため定期的にPMTCを受けると、虫歯や歯周病になりにくくなるという効果があるのです。
また、インプラントのメンテナンスとしても最適でおすすめしています。
既に歯周病になっている方へのメンテナンスとしてもとてもオススメです!
保険のクリーニングでは届かない歯周ポケットの溝にあるプラークも落とすことができるのです。
PMTCは、約1時間かけて行いますが、歯石沈着が多くある方など患者さんによっては保険のクリーニングを事前に受けて頂く事があります。PMTCは、ホワイトニングではありません、本来の色をとり戻すことはできますが、本来の歯の色より白くする事はできません。処置には特殊なラバーカップを使用しますので、歯や歯肉を傷つけたり、痛みはほとんどありません。
終了時には、歯のツルツル感が実感出来ます(´︶` )
PMTCを一度行っても、ずっとそのままの状態ではありません。
どうしても毎日の食事で少しずつ汚れてしまう為、定期的に行うことをお勧めします。
着色が付きやすい方、歯周病がある方はPMTCが絶対にオススメです(๑و•̀ω•́)و!
例えば、歯周病で抜けそうにぐらぐらしている歯でも、毎月自費のクリーニングを受けていると、抜けずに保てたり。なんていう事例も当院ではありました。
歯周病重度の方は毎月PMTCをする方もいますし、通常の3~6か月ごとの定期検診の際にPMTCをする方も多いです。
また、金額や時間的な問題から保険とPMTCと交互にしたり、数回に1回PMTCを取り入れる方もいらっしゃいます。
PMTCは1回11,000円(税込)になります。
ぜひ気になる方はご相談ください((* •ω•)。´