2019.12.23
こんにちは。
もうすぐクリスマスですね꒰#’ω`#꒱੭
今回は毎年恒例になっている、クリスマスにちなんだ院内の飾りつけをご紹介したいと思います♪
今回はお花がメインです♬☻☻♫•*¨*•.¸
特にリースは毎年、素敵ね~と写真を撮っていかれる方が多いですよ꒰ ´͈ω`͈꒱
今週で今年の診療は終わりになります。
クリーニングのご予約は年内ほとんど埋まってきていますので、
お早めにご連絡くださいね☆
それではみなさま良いお年をお過ごしください(ɔ ˘⌣˘)˘⌣˘ c)
2019.12.16
こんにちは。
12月に入り本格的に寒くなってきましたね。
風邪や体調不良でキャンセルも多くなってきていますので、
みなさまもお気をつけくださいね(*⁰▿⁰*)
さて今回は、歯磨き(ブラッシング)についてお話したいと思います(*●⁰ꈊ⁰●)ノ
そんな基本的なこと??と思うかもしれませんが、ブラッシングつまり歯磨きは、
お口の健康を保つ為に”最も重要なこと”です!!
きちんと正しい歯ブラシができていなければ、”歯を磨いた”からといっても意味がありません。
ブラッシングは「量より質」なのです(ὸ⍸ό)✧
もちろん毎食後磨くのもよりいいですが、正しい歯磨きを身に付けましょう!
正しい歯磨きをするには、プラークをしっかり落とせる磨き方をマスターする必要があります。
プラークがたまりやすい場所がむし歯になりやすい場所です。
歯並びの中でプラークの付きやすいところを知り、重点的に磨きましょう(‘v`◎)
「歯と歯茎の境目」、「歯と歯の間」、「噛む面の溝」が最もプラークの溜まりやすい場所です!
「歯と歯茎の境目」の磨き方は、歯ブラシを境目に当て、歯に対して45℃くらい傾けるとよいでしょう。
毛先は動かさず振動させるだけで、歯ブラシを少し押し付けるようにして溝の中や歯と歯の間にも毛先をいれるようにします。
境目に当てていても強く動かすと歯肉を傷つけてしまったり、角度がよくないとプラークを落としきれないので
気をつけて磨いてみましょう*ゝω・)
「歯と歯の間」は、上記の磨き方プラス、歯ブラシを歯に直角にあてて毛先を振動させる方法がよいでしょう。
もちろん、歯間については歯間ブラシやフロスと併用することがより大切です( ・∀・)ノ
「噛む面の溝」については、溝にあてて小刻みに振動させるのがコツです。
プラークは、歯のでこぼこの凹んだ部分によくたまります。
また歯並びによってもでこぼこができるので、そこも注意が必要です。
磨き方もそうですが、歯ブラシの持ち方や磨く順番などもきれいに磨くコツです!
持ち方はペングリップ(鉛筆の持ち方)が力が入りやすい人には特にしてほしい持ち方ですよ。
こぶしをにぎるように持つと、力がはいりすぎてしまう場合が多いです(ㆁ × ㆁ)
磨く順番は、特に順序にルールはありませんが、自分で磨く順番を決めると
磨き残しがないでしょう。一筆書きのような順番で磨くと、
「あれ、ここ磨いたっけ?」とならないのでオススメですよ☆
色々なブラッシングのコツをお話しましたが、これらのコツを上手に使って、
磨き残しのない歯ブラシを目指し、お口の健康を保ちましょう(。ゝω・)ノ☆;:*
2019.12.06
年末年始の休診日のご案内です。
年内は12/28(土)の午前中まで診察しております。
12/28(土)午後 ~ 1/5(日)終日 は休診とさせていただきます。
年始は1/6(月)からの診察です。
年始の診察は混み合うことが予想されますので、ご来院の前に必ずお電話くださいませ。
ご不便おかけいたしますが、よろしくお願い致します。
2019.11.29
こんにちは。
今回は前回お話したTCHについての続きのお話です(*´꒳`*)
TCHを持つ多くの方は、自分に歯を接触させる癖があることを自覚していません。
TCHは無意識に行っている生活習慣だからです。
それでは、TCHがあるかどうかのセルフチェックをしてみましょう◍˘‿˘◍
全て背もたれが垂直な椅子に背筋を伸ばして腰掛け、正面を向いて行ってください。
① 目を閉じて、上下の唇を軽く接触させてください。唇を強く合わせてはいけません。
この時、上下の歯はどの状態になっていますか?
A しっかりとかみ合っている B 前歯だけあたっている
C 奥歯だけあたっている D どこもあたっていない
⇒A.B.Cの方はTCHあり
② 目を閉じて、上下の唇を軽く合わせた状態から、意識して上下の歯がどこもあたらないように離してください。
歯と歯が当たらなければよいので、広く離す必要はありません。
どのように感じますか?
A 何も感じない B唇が閉じているのに、歯が離れているのは違和感がある
C この状態を5分以上続けるのは無理 D 歯を離そうとすると、同人に唇も離れてしまう
⇒B.C.Dの方はTCHあり
③ 目を閉じて唇を軽く合わせた状態から、今度は上下の歯を軽く接触させてください。
どのように感じますか?
A 何も気にならない B 歯を接触させていると違和感がある
C 10~20秒たつとあごや口の周り疲れてくる
D この状態で5分以上いられる
⇒A.Dの方はTCHあり
特に①でA、②でD、③でDと答えた方は、かなり強いTCHがあると考えられます!
トレーニングを行って、お口のトラブルを予防しましょう(ὸ⍸ό)✧
TCHを減らす簡単な方法ステップ1
歯を接触させることが体の負担になっているとこを理解し、トレーニングのやる気を出す為のステップです(ω` )/
親指をえらの部分にあて、人差し指を眉毛の後ろにあてます。
その状態で3秒ずつ歯をかみしめる、力を抜く、を繰りかえしてください。
かみ締めると指で触れている筋肉が硬くなり、力を抜くとゆるむ様子が感じられると思います。
さらに軽くかんでみると、それでも筋肉が硬くなることがお分かりいただけるはずです。
ステップ2
「歯を離す」や「リラックス」と書いた紙や付箋を作り、家の様々なところに貼ります。
なるべく目に入りやすい場所に貼り、貼り紙を見たらその瞬間に大きく脱力します(‘ω’)
息を大きく吸い込み口から吐きます。その時に「あっ」という声を出します。
紙を見たら反射的に行うのが理想です☆
ステップ3
貼り紙を見ては脱力してを繰り返していると、歯の接触に自分で気付けるようになります。
歯の接触に気付いたら、貼り紙を見なくても脱力してください。
歯が接触してから気付くまでの時間が徐々に短くなっていき、
最終的には歯の接触に気付く前に無意識に歯を離せるようになります。
TCHリスクが低い人でも、生活環境が変わって緊張が続いたり、仕事が忙しい時期などは
TCHが強まることがあので、この方法を知っておくといいかもしれませんd(ゝ∀・)
前回もお話したとおり、TCHは様々なお口の問題を引き起こしますので
自分はやっていない!と思う方でも少し気にしてみてくださいね(。Ő▽Ő。)ノ゙
2019.11.12
こんにちは。
11月に入り急に冬らしい季節になってきましたね(((╹д╹;)))
インフルエンザが流行り出しているみたいなので、皆様もお気をつけくださいね!
さて今回は、TCHについてお話したいと思います٩(。θ◡θ。)۶
TCHとは、Tooth Contacting Habit の略で、上下歯列接触癖のことです。
直訳通り、上下の歯をくっつける癖があることをいいます。
1日のうちで、上下の歯がくっついている時間は何分ありますか?
実は、上下の歯が接触しなければならないのは食事や会話、唾を飲む時に限られ、
それをすべて足しても1日にたった20分程度なんです(゚Д゚)!!
それ以外で歯を接触させる必要はないのですが、物事に集中している時や寒さに震えてる時など、
無意識に歯を接触させていることがあります。
その様な状態を長時間続けてしまう癖をTCHといいます。
たとえごく弱い力での接触であっても、TCHがあると歯や歯肉、
顎の関節やまわりの筋肉に余分な力を加え続けることになる為、顎関節症を発症させたり、
むし歯や歯周病を悪化させたりすることがあります。
TCHは多くのトラブルに関係しています。
これらの問題は、TCHだけが原因で起こるわけではありませんが、
TCHがあると悪化するものばかりです(・ω・。)
TCHによって起こる主な問題
●顎関節症 ●歯がしみる(知覚過敏) ●歯がすりへる、欠ける
●歯がぐらぐらする ●歯根破折(歯の割れ) ●詰め物がとれる、割れる
●入れ歯が合わなくなる、壊れる ●歯周病の悪化 ●むし歯の進行 ●頭痛、肩こり
TCHがある時は、顎を動かす筋肉が縮んで、歯や歯ぐき、顎の関節に力が加わり続けます。
加わる力は、軽く触れている程度の弱い力から、ぎゅっとかみ締めるような強い力まで様々ですが、
TCHは無意識の行動なので、している本人は気付きません。
特に、下を向いて集中するような作業や、緊張する場面でTCHが出やすいことが分かっています。
TCHが出やすい生活の場面
●パソコンやスマートフォンの操作 ●勉強、読書
●下を向いて集中するような作業(料理、工作、手芸、草取り等)
●緊張する場面
TCHがどの程度、お口の健康に悪い影響を及ぼしているか、自分がTCHをしているかを把握し、
適切な対応をとるためには、TCHリスク(TCHの強さ)を知る必要があります。
次の記事で紹介する簡単なテストや、口の中やあごの関節の状態などからTCHリスクを知ることができます。
リスクが高い方は、TCHを減らすトレーニングが必要です(`ω´щ)
そちらも次回お話しますね(`∀´)Ψ☆
こちらは今週のお花です*
秋らしいお花で素敵ですよね♪
2019.10.28
こんにちは。
連日の台風で大変だった方も多いと思います。
被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
1日でも早い復旧を心よりお祈りしております。
今回は、なぜ歯科医院に定期的に行く必要があるの?という疑問に
お答えして行きたいと思います(*・∀・`)o
治療が終わると無罪放免、もう歯科医院とは縁が切れたと思われる方も多いのですが、
そうではありません。理由の1つめは、治療した病気の再発と新たな病気の早期発見です。
〇むし歯
むし歯の治療が終わった歯にも、詰め物や被せ物の下からむし歯になることがあり、
これを二次カリエスといいます。
むし歯の初期は痛みを感じない為、自分で発見することは不可能です。
また、被せ物や詰め物、入れ歯の経年劣化で隙間ができたりなど作り直しが必要になることもあるので、
定期的に歯科でチェックしてもらう必要があります。
〇歯周病
セルフケアを怠ると、歯周病も進行したり再発したりします。
さらに歯周病は「サイレント・ディジーズ(静かに進行する病気)」とも言われるほど自覚が無く
自分で気付いた時には歯がぐらぐらするなどかなり進んだ状態になっている場合が多いものです。
定期的なメンテンナンスを受けることによって、治療後の健康な状態を長く保つことができます。
〇TCH
TCH(上下歯列接触癖)は容易に再発します。TCHやブラキシズムについてはこちらをご覧下さい。
通院中はコントロールできていても、ちょっとした生活の変化でTCHは再び始まります。
例えば、環境の変化や生活の変化、体調や気候の変化など自分でも気付かないうちに再発してることが多いです。
TCHによるトラブルが歯やあご、歯周組織に現れないうちに発見することが大切です。
〇歯磨き
歯科医院で指導を受けた歯磨きも、時間の経過と共に自己流になっていく傾向があります。
磨き残しが増えたり、逆に磨きすぎで歯肉や歯をすり減らしたりすることもあるので、
正しい歯磨きができているか、チェックを受けましょう。
〇その他のお口の病気
口の中の病気はむし歯や歯周病ばかりではありません。歯肉やほっぺたの内側、舌などに起こる病気もあります。
代表的な例だと、少し前に話題にもなった舌がんなどがあります。
他にも口の中の粘膜に症状が現れる体の病気を発見することもあります。
そして2つ目の理由は、プロフェッショナルケアでお口の健康を保つためです。
セルフケアで磨き残しがあった場合、むし歯や歯周病の原因菌となるプラークは、時間の経過と共に成熟していきます。
そして歯ブラシでは落とせない歯石となります。付いた歯石は歯科医院でしか落とせないので、歯科で定期的なクリーニングが必要ということです。
どんなにセルフケアの上手な方でも、月日が経てば歯石は付きます!なので自分は歯ブラシがきちんとできていると思っている方でも
必ず定期的なプロフェッショナルケアを受けましょう(。ゝω・)ノ
また、歯周ポケットが深い場合には、ポケット内に歯ブラシや歯間ブラシは届かないため、歯科専門の器具を使って
プラークや歯石を取り除く必要があります。歯周ポケット内の歯周病菌は酸素がなくても生きられる細菌たちで、
一旦取り除いても深い歯周ポケットの中で徐々に増えていき、プラークを形成してしまいます。
そのため定期的に歯周ポケットの中をきれいにし、歯周病の進行を阻止します(`⌒´)☆
定期的にメンテナンスをしている方と、痛いときだけ歯科に行く方では
将来の歯の本数に大きく影響があると言われています!
こちらのグラフをみると一目瞭然ですね(゚д゚)
定期的に通うペースですが、患者さんによってそれぞれ異なります。
保険でのクリーニングは3ヶ月空けないとすることができない決まりなので、
当院では最短でも3ヶ月、セフルケアが上手で歯周病も無い方で最長6ヶ月を目安に定期検診に来ていただいています(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
歯周病が重度の方や、セフルケアでは限界がある方などは、自由診療のクリーニングを
毎月受けられている方もいらっしゃいますよʕ•̀ω•́ʔ✧
定期的に歯科に通う理由をお分かりいただけたでしょうか?
行かなきゃと思っていたけどついつい行くのを忘れていた、先延ばしにしていた、痛くなかったので何年も歯科に行ってない!!
なんて方は今すぐかかりつけの歯科に電話しましょう(゚∀゚ゞ)!!
2019.10.11
台風19号の接近に伴い、明日の10/12(土)は終日臨時休診とさせていただきます。
公共交通機関の運休の可能性、
そして患者様、職員の安全確保の為何卒ご了承ください。
15日(火)より診療再開となりますので
ご不便おかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。
2019.10.04
こんにちは。
ついに10月に入り、消費税が増税になりましたね(;´Д`)
それに伴って、歯科でも関わる部分があります(´・д・`)ノ
元々消費税がかかる、歯ブラシや歯間ブラシ等の物品の販売。
セラミックの詰め物や被せ物、ホワイトニング、インプラント等の自由診療の治療につきましては
増税に伴い10%の消費税がかかります。
保険の診療に関しましても、厚労省より診療報酬改定が行われました。
歯科の改定はほんの少しだけです!
初診料が14点、再診料が3点と
金属系の点数が数点~数十点上がる程度ですので、大幅に変更はございません。
患者さんでも、病院は関係ないんじゃないの?と言われる方が
多くいましたので、シェアさせていただきます(=´・∀・`=)
2019.09.30
こんにちは。
あっという間に9月も終わりになってしまいました。
台風も頻繁に発生していて、大変な気候が続いていますが、
皆様お身体お気をつけください◍˘‿˘◍
さて今日は、院内の消毒や滅菌についてお話したいと思います。
定期的にメディアに取り上げられるのが、この話題なんです。
同じ話題が定期的にテレビや週刊誌、ネットなどに取り上げられていて、
それをみた患者さんからよくその話を聞く度、
またどこかで取り上げられたんだな・・・と思います(;´Д`)
今期ネットニュースで見つけたのはこんな記事です。(以下抜粋)
____________________________________
「歯を削るドリルの「使い回し」が36%」
エアタービンなど歯を削る機械は患者の口の中に入ります。他人の唾液(だえき)や血液が付着した機械が自分の口の中に入るのは嫌ですよね? ところが、歯科ではこうした機械を使いまわしているといううわさが……。実際のところはどうなのでしょうか? 衛生管理をしているとして、その方法は? 著書『なぜ歯科の治療は1回では終わらないのか? 聞くに聞けない歯医者のギモン40』が好評発売中の歯周病専門医、若林健史歯科医師に疑問をぶつけてみました。
* * *
「ドリルの使い回し」というとなんだか、悪いイメージがありますね。これはある意味では正しく、ある意味では間違っています。
まず、歯を削る機械はハンドピースといわれる持ち手と歯に直接あたるドリル(バー)の部分に分割されています。ハンドピースにドリルを取り付けて使います。
このドリルは刃の部分がもろくなり、削れなくなったら交換します。人工の歯であるジルコニアをたくさん削ったりする場合は1回でダメになることもありますが、一般的には一定数、使います。つまり、使い回しをしています。
ただし、不衛生な状態のまま、次の患者さんに使用することは100%ありません。歯科医院では肝炎ウイルスやエイズを引き起こす原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)など、血液や唾液を介して感染する可能性のある病原菌の対処が求められているからです。
そのためにドリルをはじめ、歯の裏側を診る歯科用ミラー(鏡)やピンセットなど、口の中に入れる器具は衛生管理をすることが決められています。
ただし、どのくらい徹底してやっているかについては、歯科医院によって差があるのが実態です。
日本歯科医学会は衛生管理についての指針を出しており、推奨されるやり方は使用後に洗浄液や消毒液で器具に付着した唾液や血液を洗い流した後に、「オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)」に入れて滅菌をすることです。約120度の高温で病原菌を死滅させる装置ですが、どのようなものか詳しく知りたい人はネットなどで見てみるといいでしょう。
ちなみに「消毒」は、病原菌やウイルスを死滅または除去し、害のない程度まで減らしたり、あるいは感染力を失わせるなどして、毒性を無力化させること。
「滅菌」は、「滅」という字が表すように、すべての病原菌やウイルスを死滅させ、除去するので、消毒よりもその効果は高いのです。
しかしながら、厚生労働省が2017年に実施したアンケート調査では、この方法でドリルを交換している歯科医師の割合は 64%と多数を占めたものの、一方で「薬液消毒」が20%、「洗浄のみ」が13%、「滅菌のみ」が3%という結果でした。つまり、36%が推奨される洗浄・滅菌をしていないということになります。
さらに持ち手の部分であるハンドピースについては、口の中から少し遠くなることからなのか、ドリルと同じ手法で交換をする歯科医師の割合は52%と減ってしまいます。それどころか、「感染症があるとわかった場合に交換、滅菌をする」が17%、「消毒のみ」も14%ありました。
なぜ、推奨される方法を実施しない歯科医師がいるのでしょうか。
一つにはドリルにしても、ハンドピースにしても、高温で滅菌すると劣化が早くなるということがあります。特にドリルは刃物ですから、切れ味が悪くなることを嫌がる歯科医師はけっこういるのです。
「だったら、しょっちゅう取り換えればいいじゃない?」と思われるかもしれませんが、しかし、頻繁に取り換えればその分、コストがかかります。
特にハンドピースは1本当たり8万~9万円と高額です。適切な滅菌処理をしながら使うと同じものが5~6本必要になり、これを負担と感じる歯科医師もいるでしょう。
とはいえ、こうした見えないところまできちんと管理をすることはいい歯科医院の条件の一つといえるでしょう。
では、適切な衛生管理をしている歯科医院をどうやって選ぶべきでしょうか。
直接、歯科医院に聞くのが一番ですが、それ以外の方法としてはホームページがあります。最近はきちんと滅菌していることをあえて記載している歯科医院が多いようです。 また、治療現場では、滅菌をしている場合、患者さんの目の前で袋を破って使用する器具を取り出すことが多いです。これも一つの目安になるでしょう。
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当院の院長は、上記の様なずさんな消毒をしている医院が多いのは昔の話だと思っており、
滅菌や消毒なんてものは当たり前のことなので特にHPにも記載していなかったのですが、
現在でもあまりにもそういった記事や話を聞くことが多く、
当院の消毒・滅菌のアピールをして行きたいと思いますd(ゝω・o)!!
”当院が滅菌により目を向けるようになったのは、15~6年前にエイズが話題となった時期です。その頃、一緒に運営していた主人と、「口の中に入れる道具の滅菌にもっと力を入れるべきではないか」と話していました。そこで、これからは滅菌した道具を患者さんごとに毎回取り換えるべきだと考えました。しかし、歯を削るタービンの滅菌にはオイル注入が必要で手間と時間がとてもかかり、毎回換えるのは現実的ではありませんでした。そのため、メーカーさんにお願いしてオイル注入機を作ってもらいました。その機器のおかげで、毎回の取り換えが可能となり、現在の滅菌の手法となっています。今では多くの歯科医院でも滅菌に注力していますが、当院ではこの頃から取り組んでおり、オイル注入機の1号機は今も現役で活躍してくれています。 ”(院長より)
なんと、今主流になっているオイル注入機をメーカーに頼んで作ってもらったというのですから驚きですよね(。>д<)p
そのオイル注入機でオイルを注入し、滅菌袋に入れて、滅菌器で滅菌しています。
もちろん患者さん毎に交換していますよ(`・ω・´)ノ
ハンドピース以外にも、もちろん口に入るものは全て、その器具に合わせた滅菌方法で滅菌を徹底しています!
また、記事の最後にも載っている滅菌袋を患者さんの目の前で破って使用することも行っています(*・∀・`)
衛生面が今までどこか不安だった、気になっていた。という方は
その辺りをチェックして、医院を探すことも大切かもしれませんね(○`・v・)人(・v・´●)
2019.09.09
こんにちは。
あっという間に9月になってしまいました。
もう今年も残り4ヶ月なんて本当にびっくりですよね( ꒪⌓꒪)
さて今回ですが、前回に引き続きマウスピースのお話をしていきます。
前回はマウスピースの種類などをお話しましたが、
今回は取り扱いや注意点などをお話していきたいと思います((*◕ω◕)ノ
マウスピースは口の中に入れて使うものですので、
常に清潔に保つことが大切です( ◠ ◡ ◠ )
使用後のマウスピースはバイ菌だらけなので、よく洗うことが大事です!
水洗いでいいですが、歯ブラシなどでこすり洗いをするといいでしょう☆
更に、除菌をしたい方は、マウスピース用の除菌スプレーを使うと
菌が増えずなお良いです!当院ではこちらを販売しています╰(・◡・╰)
マウスガード 除菌・洗浄スプレー
また、歯ブラシで擦る際に歯磨き粉を使うと、
研磨剤がマウスピースを傷つけてしまうので避けましょう(ὺ⍘ύ)
マウスピースにも歯石は付きます!
汚れが気になった際は、中性洗剤で洗うか、入れ歯洗浄剤やマウスピース専用の洗浄剤で
お手入れしてください(・∀・*)
錠剤タイプの洗浄剤を除菌も兼ねて毎日使ってももちろんOKです。
当院ではリテーナークリーンVivaをマウスピースの洗浄剤としても販売しています。
リテーナークリーンViva
ナイトガードにはハードタイプとソフトタイプがありますが、
ハードタイプに関しては、乾燥に弱いので、洗った後に水につけておくか、
濡れたガーゼなどでくるんでおくといいです。
ソフトタイプは使っていると黄ばみや穴があいてきたりするので、
数年に1度程度の定期的な作り直しが必要になります。
さらに、マウスピースは熱で変形します。
炎天下の中、放っておいたり、煮沸消毒をしたりするのはやめましょう。
使っているマウスピースに合わせた取り扱いをして上手に付き合っていきましょう(*´∀`*)ノ.+゚