2018.10.30
年末年始の休診日のご案内です。
年内は12/28(金)の午前中まで診察しております。
12/28(金)午後 ~ 1/4(金)終日 は休診とさせていただきます。
年始は1/5(土)からの診察です。
年始の診察は混み合うことが予想されますので、ご来院の前に必ずお電話くださいませ。
よろしくお願い致します。
2018.10.26
こんにちは。
ここ最近一気に涼しくなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて今回は先日院長が行って参りました、昭和大学同窓会での
講演について少しお話したいと思います。
日本に6人しかいない米国口腔顔面痛学会の専門医の資格を
取得されている安藤先生の講習で、「知覚異常の診断法」というお話でした。
簡単にいうと”痛み”に関する問題です。
”痛み”というものは目に見えないもので、レントゲンにも映りません。
なので原因が分からない場合、”精神的なもの”とされることも少なくありません。
これは歯科に限らずですが、歯科の分野では、非定型歯痛、非歯原性疼痛、舌痛症、不定愁訴などが代表的です。
ですがこれらの中にも”精神的なもの”ではなく、
実際に知覚のメカニズムに機能的な異常をきたしている場合があるということ、
それを診断する為に必要な知識や糸口のお話、
また、歯の痛みと合わせて患者さんが訴えることが多い「頭痛や肩こり」についても
どのように関連しているのかを専門医の観点から紐解いたお話を聞けたとのことです。
患者目線で見てもとても興味深いお話だと思いました・・・o(^O^*=*^O^)o !!
また定期的に、現場に活かせる講習やセミナーに参加していきたいと
言っていましたよ~(∇^*d)(b*^∇)~
※不定愁訴(ふていしゅうそ)とは「痛い」、「頭が重い」、「イライラする」、「疲労感が取れない」、「よく眠れない」などの、
自覚症状を訴えるが、検査をしても原因となる病気が見つからない状態
訴え(主訴)は強いが主観的で多岐にわたり、客観的所見に乏しいのが特徴。
2018.10.17
こんにちは。
今回は前回に引き続き、歯磨きの重要性について
主に歯ブラシのお話をしていきたいと思います(^▽^)/
●歯ブラシはどのくらいの頻度で交換していますか?
患者さんの中には、同じ歯ブラシを半年以上も使っている・・・
いつ変えたか記憶にないくらい前に変えた・・・
なんて方もいらっしゃいますが、、それは危険ですw(゚o゚)w !!
歯ブラシは1ヶ月で交換が目安ですo(^o^)o
毛先が開いていなくても、毛のコシ、弾力がなくなるのが1ヶ月と言われています。
なぜこまめに交換した方が良いか?というと
「交換時期が過ぎた歯ブラシは、磨き残しが出やすい」からです。
古い歯ブラシだといくら丁寧に磨いても効果が下がってしまい、
特に歯間部は、古い歯ブラシだと効果は約3割に激減するというデータがあります。
”歯磨きしているのになぜか虫歯になる”ということになりかねないのです。
毎月交換するのを忘れてしまう!という方は、
1日など分かりやすい日を交換日に決めておくと忘れにくいです。
また、1ヶ月経っていなくても毛先がひらいてきたら交換しましょう!
ですが、すぐに毛先が開いてきてしまう方は、もしかしたら磨き方が強すぎるのかもしれません。
あまりゴシゴシ磨きすぎると歯のエナメル質が削れてしまい、
知覚過敏の原因にもなりますので、力加減には注意が必要です。
すぐ毛先が開いてしまう方は、もう少し力を控えめにして磨きましょう(^○^)
前回、”プラークをしっかり落とす”ことが重要とお話しましたが、
歯ブラシの交換もその重要な要素のひとつなんですよ~☆
●自分に合った歯ブラシを使っていますか?
歯ブラシには、ヘッドの大きさ、持ち手の長さや毛の硬さや形など
様々な選ぶポイントがあります!
歯ブラシの毛が付いている部分をヘッドと呼びます。
お口の大きさや歯の大きさ、磨き方を考慮して
磨きやすいものを選びましょう★
歯ブラシの硬さは何を使っていますか?
歯茎が健康な方は”ふつう”が一番適しています。
硬いと歯茎を傷つけてしまう可能性が強く、
やわらかいと汚れをしっかり落とせない場合があります。
ですが、歯茎に炎症がある方(歯周病や歯肉炎で)は
”やわらかめ”の歯ブラシを使用した方がいい場合もありますので
ご自身の状態に合った歯ブラシ選びが大切です!!
どんなものが自分に合っているか分からない!という方は
色々実際に使って試すのもいいと思いますが、
歯科で選んでもらうのがいいと思いますよ☆ヽ(▽⌒)
皆さんぜひこちらを参考に歯ブラシを選んで、毎月交換を
実践してみてくださいね(^ー^* )
2018.10.03
こんにちは。
秋に入り、ぐっと涼しくなりましたね。
気温差があり体温調節が難しい時期ですが、
お身体お気をつけ下さい!
さて今日は、初歩的かと思われるかもしれませんが、
“歯磨き”についてお話したいと思います(*^^*)ノ
その初歩的な歯磨きですが、これこそ最も重要なことなんです!!
●1日何回歯ブラシしていますか?
●1回の歯ブラシは何分くらいしていますか?
●歯ブラシはどのくらいの頻度で交換していますか?
●歯ブラシの硬さは何を使っていますか?
●自分に合った歯ブラシを使っていますか?
など、ただ歯を磨けばいいという訳ではなく
歯ブラシをするにあたって大切なことはたくさんあるんですよ(* ̄ー ̄)ノ
●1日何回歯ブラシをしていますか?
アメリカ歯科医師会(ADA)が1日2回歯を磨くことを奨励しているそうです。
もちろん毎食後磨くことができればそれがベストです!
1度歯磨きを怠るだけで、バクテリアの繁殖が盛んになり、それが歯垢となって、
虫歯や歯ぐきの病気の原因を作ってしまうので、歯磨きをせずに寝てしまった・・・
なんてことがないように気をつけましょう(>。<)!!
昼食後磨ける環境にない方は、お口をゆすぐだけでも違いますので
ゆすぐ様にしましょう!マウスウォッシュ等を使うとより効果的です☆
●1回の歯ブラシは何分くらいしていますか?
こちらについては、長く磨いていればいいということではありません。
良い歯磨きとは、プラークがすみずみまで落とせているということで、
尚且つ”歯や歯肉を傷めない、歯肉を押し下げない”ができている歯磨きです。
プラークをしっかり落としてしまったら、それ以上落とすものはありません。
そこをさらに磨き続けていると、歯や歯肉を傷めてしまう弊害が出てくることがあります。
ですので、テレビを見ながらやお風呂に入りながらの、「ながら磨き」はあまりオススメできず、
どこを磨いているか意識しながら磨くことをオススメします(*^o^*)
個人差ありますが、3~5分くらいが目安ですね。
では、上記の”歯垢(プラーク)をしっかり落とす”にはどうしたらいいのか?
それには、「磨き方」が重要になってきます!
皆さんには必ずと言っていいほど磨き方のクセがあります。
そのクセのせいで自分は磨けていると思っていても、
磨けていない部分があるのですΣ(゚д゚;)
しっかり隅々までプラークを落とせるように
磨き方を見直すことが重要です!!
市販でも販売されている磨き残しをチェックする染め出し液があります。
そちらを使うのも手ですが、歯科で磨き方をチェックしてもらった方が
早いかもしれません(゚∇^*) ☆
また、プラークと歯石を同じものだと勘違いしている方も
多いのですが、別物です!軟かいプラークが蓄積されると硬い歯石に変わります。
更に多くの人は、歯垢=食べかす、と考えているようですがそれも違うのです!
プラークは、漢字で歯の垢と書くが単なる「かす」のことではなく、細菌の塊です。
プラークをほうっておくと、口の中で細菌が増殖し、これが虫歯の原因になるのです!
プラークは歯ブラシで落とすことができますが、硬くなった歯石は自分では落とすことはできません。
なので、歯石になる前に常にプラークを除去しておくことが大切です!
とは言っても、どんなに歯磨きの上手な方でも時間が経てば歯石はつきますので、
定期的な歯科でのクリーニングは必須ですよ(^▽^)!
それでは次回は歯ブラシについて詳しくお話していきたいと思います(o^∇^o)ノ