2018.06.23
こんにちは。
先週末、院長田中が
パリ大学のDr Jean-Yues Cochetによる、
『危険な領域での外科的歯内療法』のセミナーに参加してまいりました。
院長より
朝9時~19時半まで9時間を2日間、
マイクロサージャリーの診断、実習ととてもハードなスケジュールでしたが、
Cochet先生の高い技術・診断力を体験でき、とても充実した2日間でした。
また、参加している他の先生方もとてもレベルが高く、
歯科医師としての向上心をかきたてられ楽しい時間でした。
早速器具も購入し、日々の患者様の診療に生かしてまいります。
とても輝かしい目でスタッフにお話してくれましたよ✧(`ῧ´)
※マイクロサージャリーとは、肉眼では見逃してしまうような微細な部位でも、
実体顕微鏡(マイクロスコープ)を使用することで、精密な外科治療を可能にする技術をいいます。
2018.06.18
こんにちは。
今回は前回に続き歯間清掃のコツ、
フロスのお話をしていきたいと思いますʕ•̀ω•́ʔ✧
デンタルフロスの本来の目的は、歯の隙間に挟まったものを取ることではありません。
歯と歯の隙間のものが取れたからOK!と、ケアを終えてしまうかもしれませんが、
それではデンタルフロスの正しいケアとは言えないのです。
デンタルフロスは、歯の表面についたプラークを取るのが目的で用いられています。
デンタルフロスの角度を変えながら、歯の表面をこするようにして歯垢を剥ぎ取るのです。
もし、使い方が間違っていれば、毎日フロスを使っても虫歯や歯周病予防にはならない可能性も…。
当院でもフロスを使用していても使い方が間違っていて、虫歯になってしまい
フロスの使い方を見直す方がとっても多いです(((╹д╹;)))
歯の詰まりものだけのケアに使っている方は、注意が必要ですよ。
デンタルフロスには大きく分けて2タイプあります。
毎回切って指に巻いて使用する、糸巻きタイプと
柄がついているホルダータイプがあります。
先にも述べましたが、フロスは歯に沿わせることが最大のポイントです!!
どちらのタイプを使うにしろ、上の図の様な
沿わせる使い方をするようにしましょう!
詰め物や被せものがある歯では、取れかけている詰め物、被せものがある場合もあるので、
フロスを上に引き抜くのではなく横から引き抜くとこができる糸巻きタイプが
オススメですが、不器用で糸巻きタイプを上手く使いこなせない!という方は
ゆっくりと静かに動かすようにしましょう。
引っかかった時に無理に引っ張るようにすると、歯に負担がかかる可能性が
あるので引っかかった時にはゆっくりと引き抜きましょう*
また、フロスを使うことによって
歯間の清掃と言う面だけでなく、初期の虫歯や歯周病などの早期発見につながります。
その理由は、歯ブラシでは気づくことができない、以下のような症状に気づくことができるからです。
以下の項目に当てはまるものがあれば、虫歯などの初期段階である可能性が高いです。
★歯と歯の間でザラザラした感触がある
★歯の表面が凸凹していて引っかかる感じがする
★歯同士が重なる箇所以外の毎回同じ部分でフロスが引っかかる
★出し入れの時に糸がひっかかってバラバラになる
歯の詰め物や被せ物は、経年劣化などで外れてしまったり、浮いてしまったり、
グラグラと不安定になっていることがありますが、フロスを使うことで早く不具合に気づくことができるのです。
フロスが切れる、ひっかかるなどの異常があれば、被せ物が外れかけていたり、
詰め物の間から虫歯にっているなどの可能性がありますので、
歯科で検診を受ける際などに相談してみてくださいね(○ ⚈ ◡ ⚈ ○)
フロスや歯間ブラシを正しく上手に使いこなして、
虫歯や歯周病を予防しましょう٩(。θ◡θ。)۶