お知らせ

最近のお花❀

2025.06.30

こんにちは。

6月の夏日最多更新ということで、びっくりする暑さが続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。

これだけ暑いと、夏が来る前にぐったりしてしまいそうですね( ˘ω˘ ; )

 

ここ数ヶ月、院内に飾られていたお花達です(*´︶`*)ノ

 

暑くても、色とりどりのお花を見ると少しだけ涼しい気持ちになれる気がしますよね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❀

もっと暑い夏が来てもいい様に、工夫して夏を乗り切りましょう( •̀∀•́ )b

親知らずは抜くべき?残しておくべき?

2025.06.14

こんにちは。

ついに関東も梅雨入りが発表されましたね。

 

さて今回は、親知らずを抜いた方がいいケースはどういったケースなのか、

どういうケースなら残した方がいいのか?

知らないことも多いと思いますので、お話したいと思います(*´ロ`*)ノ

 

まず、親知らずとは?

親知らずは、奥歯のさらに奥に生えてくる歯で、通常10代後半から20代にかけて生えてきます。

しかし、顎のスペースが足りない場合、正しく生えずにトラブルを引き起こすことがあります。

 

では、親知らずを抜くべきケースは一体どのようなケースなのでしょうか?

一、痛みや炎症を繰り返す
親知らずの周囲に炎症(智歯周囲炎)が頻発する場合、抜歯を検討する価値があります。

一、歯並びへの悪影響
親知らずが斜めに生えていると、隣の歯を押して歯並びが崩れる可能性があります。

一、むし歯や歯周病のリスクが高い
奥に位置するため、ブラッシングが難しく、むし歯や歯周病になりやすい場合があります。 一度虫歯になった親知らずは、磨けていない証拠なので、抜いた方がいいといえるでしょう。親知らずの虫歯は、生え方や大きさにもよっては治療できなくはないですが、治療の器具が届かない場合や、セフルケアが難しい位置の場合は抜歯をおすすめします。

一、嚢胞(のうほう)形成
親知らずの周囲に嚢胞ができると、顎の骨にダメージを与えることがあります。

〇親知らずを残しても良いケース

一、痛みや炎症がない
正しい位置に生え、特に問題がない場合、抜歯の必要はありません。

一、歯の機能を活かせる
まっすぐ生えていて、しっかり噛むことができる場合は、奥歯として機能します。

一、将来の移植用として活用
歯を失った際、親知らずを移植する治療法(自家歯牙移植)に利用できることがあります。(できる可能性としてはかなり低いです)

つまり、正しくまっすぐ生えていて、しっかり噛みあっていてセルフケアができるならそのままでも問題ないということです。

ですが、抜歯をすること自体が多少なりとも体に負担のかかることです。

若いうちは磨けていても、年齢を重ねるうちに様々な理由で細かいセルフケアが難しくなったり、

服用しているお薬も増えたり…。(薬によっては抜歯のリスクがあがります。)

年齢と共にリスクは上がるので、若いうちから抜歯することをオススメしています。

しかし、抜くべきケースで書いたデメリットよりも、抜歯のリスクが大きい場合は抜歯しないケースもあります。

 

では、抜歯するとしてどんな流れで抜歯するのでしょうか。

〇親知らずの抜歯の流れ

⒈事前検査(レントゲン・CT撮影)

2.麻酔をして抜歯

3.術後のケア(抗生剤と痛み止めの服用、当日はお酒や激しい運動は禁止などの注意事項があります)

4.抜歯後の消毒、抜糸、経過観察

といった流れです。

 

親知らずを抜くべきかどうかは、歯の状態や将来的なリスクによって異なります。

歯科医院で適切な診断を受け、自分に合った選択をすることが大切です(﹡ˆᴗˆ﹡)

マウスピース、ソフトとハードの違い

2025.05.30

こんにちは。

夏が一気にやってきた!と思いきや、また涼しかったり…

天気や気圧の変化も大きいので、体調にお気をつけください(っω`c)゚

 

さて今回は、マウスピースについてのお話です(*´˘`*)!

マウスピースのお話は何度かしていますが、なぜ何回も取り上げるかというと、

最近は特に、マウスピースを作成する方、使っている方が多くなってきている様に感じます。

それに伴ってマウスピースについての関心を持つ方が多くなっているのです(*´罒`*)b

 

歯ぎしりやくいしばりをしている自覚がない方も多いですが、

歯のすり減りや頬の痕などから歯ぎしりやくいしばりをしていることが分かり、

マウスピースをしだす方も多いです!

 

保険適用のマウスピースには、柔らかいソフトタイプと硬いハードタイプがあります。

それぞれどういった特徴とどういう方に向いているのか?(´▽`)

説明したいと思います♪

 

〇ソフトタイプが向いている人

・歯ぎしりや食いしばり が軽度の人

・装着時の違和感を少なくしたい 人

・顎関節症の初期症状 がある人

・歯ぎしりの力が比較的弱い 人

ソフトタイプは柔らかい素材でできており、装着時の快適さが特徴です。

ただし、耐久性が低いため、強い歯ぎしりがある場合は 穴が開きやすい ことがあります。

〇ハードタイプが向いている人

・強い歯ぎしりや食いしばり がある人

・顎関節症の症状が進行している 人

・歯の摩耗が激しい 人

・長期間使用したい 人

ハードタイプは硬い樹脂で作られており、耐久性が高く 歯ぎしりの力をしっかり分散 できます。

ただし、装着時の違和感が強めで 慣れるまで時間がかかる ことがあります。

 

保険適用のマウスピースは 歯ぎしりや顎関節症の治療目的 で作る場合に限られます。

予防目的では適用されないため、歯科医師の診断が必要になります。

また、ハードタイプでも短期間で穴が空いてしまうかなり噛む力が強い方も、稀にいらっしゃいます。

そういった方は、ハードの中でも重合タイプといってかなり厚みがあるタイプもあります。

🔹 厚みの違いと適応
通常のハードタイプのマウスピースは 1.0mm~3.0mm ほどの厚みがあり、目的に応じて選ばれます。

といった違いがあります( ^ω^ )ノ

 

マウスピースを初めて使う方は、まずはソフトタイプから作ることが多いです。

また、ご自身の好みや癖の問題もあり、ソフトだと逆に気になって噛んでしまう。や、

ハードは違和感が強くて入れていられない。といったことがあります。

そこも踏まえて、患者さんとどのタイプにするかお話して決めることが当院では多いので、

ご安心くださいね( ᷇࿀ ᷆ )

 

くいしばりや歯ぎしりがあるかも…?という人は、ぜひ一度歯科医院で相談してみてくださいね!

電動歯ブラシと手磨き、どっちがいいの?

2025.05.20

こんにちは。

電動歯ブラシを使っている方も最近では多いと思いますが、

どちらの方がいいのか?

電動歯ブラシ vs 手磨き、どちらが本当に優れているのか、科学的な視点や歯科的にみて比較してみましょう!

 

🔬 研究結果による比較

多くの研究では、電動歯ブラシの方が歯垢除去効果が高いと報告されています。

例えば、ある研究では 電動歯ブラシを使用すると、手磨きよりも短期間で歯垢を減らせる という結果が出ているそうです。

 

時間と手間の違い

電動歯ブラシは 短時間で効率的に磨ける ため、忙しい人や歯磨きが苦手な人に向いています。

一方、手磨きは 細かい部分をコントロールしやすい ため、正しい磨き方を習得すれば十分な効果を得られます。

 

💰 コスト面の比較

電動歯ブラシは本体価格や替えブラシのコストがかかるため、長期的に見ると手磨きよりも費用がかかることがあります。

ただし、最近では サブスク型の電動歯ブラシサービス も登場しており、コストを抑えながら利用できる選択肢もあります。

しかしやはり手磨きの方がコストは低いでしょう。

 

比較すると、電動歯ブラシの方がいい面が多い様に思えますが、そうではありません。

電動歯ブラシは、当て方や圧のかけ方に注意しないと、十分な効果を発揮できません。

実際に当院の患者様でも、電動歯ブラシを使っている方できちんと磨けていることの方が少ないです…

例えば、歯肉の方まで当てすぎたり圧を強くかけてしまい、歯肉が下がってしまったり。

電動といえど、1本1本に当てないと歯垢は落ちないので、きちんと当てられずに磨き残しが多かったりします。

結論として、どちらが優れているかは個人の習慣や磨き方による というのが現実的な答えです。

手磨きが得意な人は手磨きでも十分ですが、磨き残しが気になる人や時短を求める人には電動歯ブラシが有効です。

どちらを選ぶか迷っているなら、併用するのもアリ ですよ!😃

電動歯ブラシを使っていても、正しく磨けているかどうか歯科で診てもらいましょうね( ,,>ω•́ )۶

 

口腔心身症について。舌痛症など

2025.04.28

こんにちは。

不安定な天気が続いていますが、気圧の変化などにお気を付けくださいね( ´ω` )ノ

 

今回は、”口腔心身症”についてお話したいと思います。

口腔心身症は、口腔内に痛みや違和感を感じるにもかかわらず、検査では異常が見つからない状態を指します。

 

主な症状

などが挙げられます。

 

その中でも、「舌痛症(ぜっつうしょう)」は聞いたことがある方もいるかもしれません。

当院の患者さんでも何人かいたことがあり、口腔心身症の中では一番代表的です。

舌痛症は、舌に痛みや灼熱感、違和感を感じる症状で、特に見た目に異常がない場合に診断されることが多いです。

 

主な症状

 

原因

舌痛症の原因は多岐にわたり、以下のような要因が考えられます。

  1. 心理的要因: ストレス、不安、うつ病などが神経系に影響を与える。

  2. 栄養不足: 鉄分やビタミンB群の不足が舌の健康に影響を及ぼす。

  3. ホルモンバランスの乱れ: 特に更年期の女性に多く見られる。

  4. 神経障害: 舌の知覚を司る神経の異常が関与する場合がある。

  5. 口腔乾燥症: 唾液の分泌が減少し、舌に痛みを引き起こす。

 

予防とケアはどうしたら良いのでしょうか。

 

治療法

舌痛症の治療は、原因に応じて異なります。

薬物療法や心理療法、ビタミン剤や鉄材などの栄養補給、

刺激の少ない歯磨き粉の使用やうがい薬の使用での口腔ケアなど、

様々な方法があるそうです。

 

 

以上、口腔心身症および舌痛症についてのお話でした。

もし口腔心身症と診断された場合は、専門の心療歯科に行くのがいいと思います。

もし当てはまる症状があった場合は、かかりつけ歯科、または専門の歯科を受診し相談してみてください( •⌄• )◞

口内炎ができたら。歯科での治療は?

2025.04.12

こんにちは。

みなさんは、口内炎ができたらどうしていますか?

”治るまで待つ、ビタミン剤を服用する、バランス良く栄養を取る”

などでしょうか?

もちろん正しい対処法ですが、それでも治らない、もしくは痛みがひどくて早く治したい!

と言った場合は、歯科での口内炎治療があります(๑•᎑•๑)ノ

 

歯科での口内炎治療には、

軟膏またはレーザー治療(またはその両方)があります。

お口の中に軟膏を塗るの?と思われる方もいるかもしれませんが、口の中に塗る前提で作られているので、

意外と流れずに留まってくれます(*´∇`*)

 

軟膏で済む程度だったらそれで大丈夫ですが、

時には痛みを伴い、食事や会話に支障をきたすこともあります。

そんな時には「レーザー治療」が効果的です!

その仕組みやメリットについて詳しくご紹介します。

 

《レーザー治療とは?》

レーザー治療は、特殊な光エネルギーを使用して患部を治療する方法です。

歯科では、口内炎の痛みを軽減し、治癒を早めるために活用されています。

 

◎レーザー治療の主なメリット

・痛みの軽減 レーザー光が神経の興奮を抑えるため、当てた直後から痛みが軽減します

・治癒の促進 レーザーは血流を促進し、組織の再生をサポートする為、早く治ります

・即効性 治療後すぐに痛みが軽減し、症状の緩和が期待できます

・非侵襲的 注射や切開が不要で、負担が少ないため安心して治療を受けられます

・感染リスクの軽減 レーザーが殺菌効果もある為、感染予防にも役立ちます

◎レーザー治療が適しているケース

・痛みが強く、日常生活に支障がある場合

・口内炎が頻繁に繰り返す場合

・他の治療法で改善が得られない場合

などが挙げられます。

治療時間は10分程度で終わります。

レーザー治療は、痛みを軽減し、早期回復を目指すための有効な手段です。

口内炎でお悩みの方は、ぜひ歯科医院での相談を検討してみてくださいね(^O^)

なお、2週間以上治らない場合は、口内炎ではなく他の疾患の可能性もあります。

長引く場合は早めに医療機関を受診しましょう(`・ω・´)b

 

GWの診療日について

2025.04.11

こんにちは。

4月末から5月にかけてのGWの診療日についてのお知らせです!

ここ数年は長期休みの場合が多かったですが、今年は暦通りになります。

祝日と元々の休診日の木曜日以外は診療いたします。

 

休診日⇒4/29、5/1、5/3~6、5/8

診療日⇒4/28(月)、4/30(水)、5/2(金)、5/7(水)

   (※4/30と5/2の診察Drは院長の田中のみになります。なお、5/2は18時まで)

 

どうぞよろしくお願い申し上げますm(*_ _)m

最近のお花

2025.03.24

こんにちは。

あっという間に3月も終わりに近づいてきましたね。

暖かくなるのは嬉しいですが、花粉症の方は辛い季節ですね( ᐪᐤᐪ )

当院にも花粉症のスタッフが多く、とっても辛そうです( ´^`° )

患者さんも鼻呼吸がしずらくなるからと、歯科を避ける方もいるみたいです。

確かにクリーニングや治療でお口をあけて水が入ってくる状態ですと、

鼻呼吸できないのはかなりお辛いと思うので無理せずの通院で大丈夫ですよ。

 

今年に入っての院内のお花を紹介します❀

 

 

春に近づき華やかなお花が増えてきました(⑅•ᴗ•⑅)ノ

明るい気分になれますね(*´ω`*)♪

 

 

インプラント治療に関するQ&A!Part2

2025.03.10

こんにちは。

3月に入り暖かくなってきたと思いきや、

雪が降ったり寒暖差に驚いてしまいますが…春の訪れを感じますね( •⌄• )◞

 

さて本日は、前回に引き続きインプラント治療に関する疑問をQ&A形式で

お話していきたいと思います(*´︶`*)!

 

Q.インプラント手術をして、いつから噛めるようになるの?

A.その方の状況に応じて、手術当日から数ヶ月後までかめる時期に差があります。

 インプラント埋入手術直後は、単に既存の骨にインプラント体が食い込んでいるに過ぎません。

 その後、インプラントの表面に新しい骨の細胞が直接生着することで、完全に固定されます。

 前歯の場合だったり、すぐに仮歯を入れて審美的な回復ができることは多いですが、

 しっかり自分の歯と同じ様に噛めるとなると、術後数ヶ月後になることが多いでしょう。

 というのも、術後2ヶ月くらい経ってから、かぶせ物を作成する場合がほとんどだからです。

 仮歯ではなくセラミックの被せ物が入るとしっかり噛めるようになるでしょう(´︶` )ノ

 

 

Q.骨が薄いと言われたが、インプラント治療は可能?

A.可能です。骨を造成する治療と同時、もしくは造成後にインプラント治療が可能です。

 インプラントの長期的な維持・安定のためには、インプラント周囲の骨は1.5㎜の厚さがあることが望ましいとされています。

 その為、薄いあごの骨では長期的な安定は見込めません。埋入した直後の初期安定が得られない場合は、

 インプラント治療そのものが失敗してしまう恐れがあります。

 そこで、骨の幅を厚くするために、骨造成術を行います。

 インプラント治療と同時に行う場合と、先に造成をしてからインプラント治療手術を行う場合があります。 

 

Q.インプラント治療は腫れて痛いの?

A.術後の痛みは一般的には抜歯程度ですが、手術の内容や個人で程度は大きく変わります。

 手術中は局所麻酔を十分にしますので、痛みを感じることはありません。

 術後の痛みに関してはこればかりは個人差が大きいので、なんとも言えない部分も多いですが、通常は抜歯程度の痛みや腫れです。

 当院で手術をされ方を見ていますと、痛み止めを飲めば治まる程度の痛みで術後2.3回くらいの服用、腫れはほぼない方が多い印象です。

 痛み止めは術後1回しか飲まなかったという方も多いですよ(´⊙ω⊙`)

 あまり目立った腫れ方をする場合も滅多にありません。

 とはいえ、その方のお口や身体の状態だったり、手術内容にもよるので、痛みや腫れが続く場合もあります。

 特に喫煙者の方は、術後しばらくは禁煙された方がリスクがぐっと減ります。

 

Q.抜歯と同時にインプラント治療はできるの?

A.いくつかの条件がありますが、満たせば可能です。

 ●口腔内清掃状態が良好なこと

 ●インプラント体を固定できるほどの骨量があること

 ●感染(病変)がないこと

 ●骨吸収が少ないこと

 などが挙げられます。これらの条件をクリアすれば、抜歯即時のインプラント手術が可能です!

 

いかがだったでしょうか。

インプラント治療を前向きに考えられてる方の参考になれば幸いです( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

 

インプラントって一生もの?インプラントを受ける前に知りたいこと

2025.02.22

こんにちは。

2月ももうあっという間に終わりに近づいて来ましたね。

寒い日も続いていますので、どうか暖かくしてお過ごしください(っ_ _)っ

 

さて今日は、インプラントを受ける前に知っておきたいことや、

聞いたことあるけどそれって本当かな?といったことをQ&Aでお話していきたいと思います(* ˃ ᵕ ˂ )ノ

 

 

Q.インプラント治療は他の治療と比べて、どう優れているの?

A.インプラント自体の寿命が長く、よく噛めて、周りの歯の寿命も延ばすことが可能な点で優れていると言えます。

  歯を失った後の治療法には、ブリッジ、入れ歯、インプラントの3つがあります。

 インプラントは、”第二の永久歯”といわれるくらい自分の歯と同じ様に噛む力(咬合力)があると言われていて、

 入れ歯と比較してもインプラントの方が約3倍の食品粉砕能力があります。

 研究によると、人工の歯の6年生存率は入れ歯が33.3%、ブリッジが77.4%、インプラントは94.7%という結果だそうです。

 また、歯を失った前後の歯の10年生存率は、入れ歯の留め金をかけている歯は56%、ブリッジの支台の歯は92%です。

 インプラントは前後の歯に負担をかけず、むしろ負担を軽減するので98%となり、他の治療よりメリットが大きいと言えるでしょう!

 

 

Q.インプラントって一生もの?

A.手術した時点での年齢や、その方のお口の状況にもよりますが、一生もつ症例も多くあります。

 厚生労働省の発表によると、インプラント体の10~15年の生存率は上の歯で約90%、下の歯で約94%となっています。

 9割以上の人が10~15年使い続けているということです( •̀∀•́ )

 日々のお手入れや歯科での定期検診(メインテナンス)をきちんと行っていれば、一生ものになり得ます!

 しかし、最近が繁殖してインプラント周囲炎が重症化すると、周囲の骨が吸収しインプラント体を撤去しなければならない場合や、

 過大な力がかかりインプラント体が破折するというトラブルも可能性は低いですが存在します。

 

 

Q.インプラント治療は誰でも受けられるの?

A.全身状態に問題がなく、骨の成長の停止後であれば、誰でも受けられます。

 インプラントに年齢の上限はありません。高齢者でも治療は可能で、

 年齢自体がインプラント治療の成功を妨げる要因にはなりません。

 しかし、年齢を重ねるごとに複数の全身疾患を同時に保有する頻度は高くなり、

 それはリスクとなりますので注意が必要です!

 インプラント治療を受ける際には、主治医に全身状態と服薬状況をすべて申告してください。

 また、年齢に上限はありませんが、下限はあります。

 インプラント治療は体と顔の骨の成長と発育が一旦停止してから可能となります。

 成長発育には個人差がありますが、治療可能な年齢は約20歳と考えられています。 

 

Q.インプラント治療で老化進行を防げるって聞いたことあるけど本当?

A.生理的老化の進行を穏やかにして、病的老化を防ぐことができます。

 老化は、加齢の結果として誰にでも起こる生理的な機能低下である「生理的老化」と、

 病気やケガの結果でその合併症によって起きる誰にでも起きるとは限らない「病的老化」の2つに分けられます。

 インプラントは噛む力と咀嚼能力が天然歯に匹敵しており、以下を予防することが可能です。

 

 ☆インプラントで予防できること!

 ①自信喪失

 フレイル(加齢に伴う心身虚弱の状態)のスタートポイントは社交性の欠如です。

 入れ歯などに比べ、インプラントは審美的で固定性が良いため自信に繋がり、社交性を維持できます( ᷇࿀ ᷆ )

 ②筋力低下

 インプラントで噛む力が向上し、咬筋(顔側面の筋力)を刺激して筋肉の厚みを維持します。

 また、咀嚼能力が向上することにより筋肉を作るたんぱく質が摂取しやすくなり、更に咬筋の厚みを維持します。

 咬筋が厚ければ全身の筋肉は維持されると言われています( ˆωˆ )

 ③低栄養

 インプラント治療により、硬い食材や細かい食材など多品目の摂取が可能となり、

 栄養バランスをよくすることができます!

 ④転倒

 インプラント治療により体幹バランスを維持できること、前述の筋力低下を予防できることにより

 転倒防止に繋がります。

 ⑤アルツハイマー型認知症(AD)

 インプラント治療により脳への刺激が向上し、食生活も変化できることによりADを予防できます。

 噛み合わせを整えるとADの原因物質の1つであるアミロイドβという異常たんぱく質を

 正常値にコントロールできるという興味深い研究もあるそうです(☉.☉)

 

以上から、インプラント治療はかなりメリットの大きい治療だと言えます。

自由診療なので費用はかかりますが、将来性を考えてインプラントを選択する方が増えてきています。

また、手術と言われて怖いなと思う方も多いかもしれませんが、

虫歯治療と同じ局所麻酔で行い、1時間程度で終わることも多いですし、リスクは低い手術です。

歯を失ってしまった方は、ぜひインプラント治療をご検討くださいね(*´∀`*)ノ