お知らせ

歯垢と歯石の違い、歯石は自分で取れるの?

2022.11.21

こんにちは(*´∀`*)

 

今回は、タイトルの通り歯垢(プラーク)と歯石の違いをお話したいと思います。

歯石は自分で取れるのか?そんな質問が患者さんからあったので、今回このお話にしてみました( •̀ω•́ )/

 

歯垢も歯石も歯についた汚れという点では同じですが、違いがあります( •̀ᄇ• ́)ﻭ

まず歯垢(しこう)というのは、歯に着いたぬるっとした汚れのことで、「プラーク」とも呼ばれます。

こちらは、歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどの清掃具、つまりご自身で落とすことができる汚れです!

歯垢は細菌の塊で、1gあたり1000億個以上の細菌が詰まっていると言われています((( °ω° ;)))

食後およそ4~8時間ほどでこの歯垢が作られるので、歯垢になる前に歯垢の原因になる食べかすを取り除くのが重要です!

歯垢を放っておくと菌の作った酸が歯の表面のエナメル質を溶かして、虫歯になることがあります。

歯垢は虫歯の大きな原因なのです!!(∩º﹏º∩)

 

一方で歯石とは、歯垢が固まったもので、歯ブラシなどでこすっても落とせなくなってしまった汚れのことです。

つまり、セルフケアで落とせなかった磨き残しが歯垢となり、歯垢の時点でも落とせなかったものが歯石となるのです。

歯垢はおよそ2日間ほどで歯石へと変わってしまうと言われています。

歯石になってしまうと自分では落とすことが難しいので、歯科に行って除去してもらうことになります。

また歯石の表面はデコボコしているため、そこにさらに歯垢が付いて歯周病の原因となってしまうこともあります( ´;ω;` )

 

 

以上のような違いがありますが、つまり何が大切なのか?というと、歯石になる前にセルフケアで歯垢や汚れをしっかりと落とすことが重要です!

このブログでも何度もお話していますし、セルフケアが大事ということはもちろんご存じかと思いますが、”正しい”セルフケアが大切です!

セルフケアというのは、毎日のハブラシ、歯間ブラシ、フロス、舌磨きなどの日々のご自身での口腔内のケアのことです。

ただ歯ブラシを毎食後すればいいっていうものではなく、正しい磨き方、そして歯間ブラシやフロスで歯間清掃を最低でも1日1回は取り入れることが重要なのです。※歯間清掃も正しい使い方をしないと使う意味が半減してしまいます(。•́︿ •̀。)

 

そして、どんなにセルフケアが上手で、歯周病ない人でも、半年に1回は歯科医院での定期検診とクリーニングが必要と言われており、

当院でも最長で半年検診を推奨しています。

ついてしまった歯石は自分では落とせないですし、自分では見えないところにも歯石は付いていますので、

歯科でのクリーニングを定期的に行いましょう(*゚▽゚)ノ

 

この時期年末になるとクリーニングの予約が混みあいます。(´ºωº`)

大掃除と一緒で、今年の汚れは今年のうちに。ということなのでしょうか。(笑)

ですので年内にクリーニングをご希望の方はお早めにご連絡くださいね(*´︶`*)ノ