お知らせ

転んで歯を打ったら?歯の外傷のお話

2022.05.20

こんにちは。

今回は転んで歯を打った時の対応をお話したいと思います。

最近転んで怪我をされて、歯が折れたり欠けたり、違和感を感じて来院される患者さんが続いているので

このお話をすることにしました(´⊙ω⊙`)!

事故や転んで顔面を怪我した場合、怪我の程度にもよりますが、まずは整形外科などで傷や骨の具合を診てもらいましょう。

歯に少しでも違和感があれば、歯科で診察を受けましょう!

歯の外傷と言っても、様々なパターンがあります。

 

①歯が欠けた(軽度、重度)

欠け方が部分的で軽度な場合は、痛みなどの症状は出にくく、神経への影響も少ないことが多いのですが、

欠けた部分から歯髄が感染を起こしたり、あとで歯の変色や歯肉の腫れが生じる可能性もあります。

緊急性はありませんが、見た目の問題もあるので、早めに詰める処置をして、しばらくは経過をみた方がいいでしょう。

また、歯が欠けて神経まで達するような重度の場合は、強い痛みや歯肉の腫れなどを引き起こすことが多いので、早めの処置が必要です!

神経の処置(根管治療)を行い、被せる治療をするので、通院が必要となります。

こちらは痛みがあると思いますので、早めに歯科に行きましょう(๑°ㅁ°๑)‼

 

⓶歯が動揺する(ぐらぐらする)

歯を打ったことで、歯がぐらぐらになったり、周りの歯肉から出血することもよくあります。

まずは、レントゲン写真を撮って、歯の根の状態や周りの骨の状態を確認します。

動揺が軽度な場合は、受傷した歯をできるだけ安静にして様子をみますが、

明らかな動揺がみられる場合は、両脇の歯と固定して安静を図ります。

また、頻度は少ないのですが、歯根の破折で歯が動揺している場合は、受傷した歯が保存できるかどうかを診断する必要があります。

歯肉より深いところで根が折れている場合や、斜めに割れている場合など、抜歯になる可能性もあります。

 

③歯の位置がずれた、めり込んだ

こちらは乳歯に多いケースです。

乳歯や生えたての永久歯の場合、外傷による歯の位置のずれや歯のめり込みが比較的多くみられます。

治療としては、歯を元の位置に戻し、両脇の歯と固定して安静を図り、歯の周りの組織の回復を待ちます。

この場合小児歯科がある歯科の方がより良いと思います。

また、乳歯の位置がずれたり、めり込むことで、乳歯の下で育っている永久歯に影響が出ることもあるようです。

永久歯の生える方向や、歯の形・色などに影響が出る可能性があるので、永久歯への生え替わりまで定期的にチェックを受けることが望まれます。

 

④歯の色が変わってきた

歯の色や歯肉の色が変わってくることがあります。

歯を打ってから数か月して徐々に歯の色が黒ずんでくる場合は、神経(歯髄)が死んでいる可能性が高くなります。

その場合、痛みはなくても神経の処置が必要になります。

 

以上主な歯の外傷に伴うケースをお話しました。

万が一歯をぶつけたりした場合は早めに受診してくださいね(o´・ω-)b

院内のお花のご紹介❀

2022.05.07

こんにちは。

GWも終わりすっかり暖かくなりましたね(*´︶`*)

あっという間に夏が来てしまいそうです!

春らしい最近のお花達のご紹介です(*´▽`*)❀

 

 

 

色とりどりでとても綺麗ですよね!

以上ご紹介でした(๑•᎑•๑)♬*゜