2019.03.16
こんにちは。
今回は、虫歯のステージのお話をしていきたいと思います(*☌ᴗ☌)。*゚
みなさまが意外と知らない情報かと思いますので、シェアできればと思います☆
虫歯には、ステージがあり、初期虫歯から重度の虫歯まで存在します。
【Co】
虫歯になる一歩手前の状態です。
よくお子さんの学校検診で、要観察歯があると思いますが、こちらです。
虫歯になりかけの歯ですが、まだ完全に虫歯になっていない状態なので、再石灰化が望まれます。
唾液の中にも再石灰化させる力がありますが、フッ素入りの歯磨き粉の使用や、
歯科でのフッ素塗布もより効果的です。
【C1】
初期の虫歯で、エナメル質、またはわずかに象牙質の表面が侵された程度のものです。
虫歯は見た目より大きく深く進行しています。
自覚症状は無いか、時々冷たいものや甘いものがしみます。
【C2】
虫歯が象牙質の大部分まで進行しています。
常に冷たいものがしみたり、甘いものを食べると痛みを感じたりするなど自覚症状が現れます。
【C3】
虫歯が進行して歯髄(神経)までおよびます。
虫歯の細菌感染により歯髄(神経)に炎症が起き、何もしなくても激痛が生じます。
この時期になると温かいものがしみてきて、逆に冷たいものをとると痛みが和らぎます。
【C4】
さらに虫歯が進行して、歯冠が崩壊して歯根のみとなった状態です。
※虫歯のことをCといいます。
虫歯は痛いもの、という認識がある方が多いと思いますが、
初期虫歯はほとんど症状がでないので、症状がなくても虫歯になっていることはあります!
歯科での定期検診では、自分では気付けない虫歯に気付けることが重要ですね。
次回はステージ別の治療法についてお話していきたいと思います٩(。θ◡θ。)۶
2019.03.04
こんにちは。
最近はやっと暖かい日もでてきて、少しずつ過しやすくなってきましたね。
さて今回は、最近話題となっている舌がんについて少しお話していきたいと思います。
お問い合わせを多数いただくのですが、
心配になりすぎている方もいますのでこちらを参考にしてみてくださいね(ɔ ˘⌣˘)˘⌣˘ c)
<口内炎とがんの初期の特徴について>
口内炎の特徴
●しみたり、痛みがある
●1.2週間で治る
●1回なくなってまたできる可能性がある
舌がんの初期症状の特徴
●痛みがない
●2週間以上経っても治らない
●1回なくなってまたできる可能性はほぼない
●8割が、舌の縁にできる
痛みがあるとないところが大きな差です。
痛みがない分気にならず、進行することが多いそう。
舌がん初期の写真をいくつか載せておきます!
舌がんや口腔がんの診断は(特に初期に場合)難しく、
上記のがんの初期症状などがでていると感じた場合は
口腔外科の専門医がいる歯科、もしくは大学病院を受診するのがいいでしょう(#`・ω・)ノ
また、口腔がんの中には舌がん以外にも様々あります。
その中でも舌がんが発症率が最も高いとされています。
かかりつけの歯科で検診を受ける際に、
舌や口腔内の粘膜もチェックしてもらうのがいいかと思います(‘v`◎)
当院でも口腔外科の先生が曜日で来ていますので、
心配な方はご相談くださいね(`・ω・´)ノ