お知らせ

当院のインプラントについて

2017.09.26

こんにちは。

今回は当院のインプラントについてお話したいと思います( `ー´)ノ

まず、インプラントについて少し間違った解釈をしている方が結構いるみたいなので、
是非こちらを見ていただきたいです!
インプラントとは単なる被せ物だと思っている方がいらっしゃったのですが、
ご自身の歯に被せる被せ物ではなく、虫歯や歯周病で抜かざるをえなくなってしまった歯に
人工の歯の土台を外科手術で埋め込み、そちらにかぶせものをしていく治療法です。

通常歯を失ってしまった場合、入れ歯かブリッジかインプラントが一般的です。
入れ歯は違和感が強かったり取り外しの不便さがあり、耐久性からも数年で作り替えが必要になります。
ブリッジは前後の歯に負担をかけてしまったり清掃性があまりよくないといったデメリットがあります。
それに比べてインプラントのメリットはたくさんあります!
インプラントは、ご自身の歯の様に違和感なく使えてメンテナンスさえしっかりしていけば
一生使えます!
また前後の歯を削ることもなく1本の歯として独立しているので清掃面もいいです(^-^)
いいことだらけですよね。。

唯一のデメリットといえば、コストと時間です。
インプラント治療は保険がきかないので自由診療になります。
病院によって金額は様々かと思いますが、当院は1本40万円程です。(CT撮影や手術料全て込み)
最初は高い!と思うかもしれませんが、予後性を考えれば安いものかもしれません。

また、インプラントの手術はご自身の骨に埋め込むので歯を抜いてから骨ができてくるまで
数ヵ月待つことが必要です。そしてご自身に合わせた精密な型取りを何回か重ねていくので
完成まで少し時間がかかります。それも自由診療ならではの丁寧な治療の為と思っていただければ!(^^)!

これまではインプラントそのものについて主にお話しましたが、
ここからは当院でのインプラント治療の最大の魅力をお伝えしたいと思います!!

当院一番の売りは、

”いつもの町医者で技術の高いインプラント治療が受けられる”

つまり、抜歯→CT撮影→専門医による診断→手術→経過→メンテナンス
この一連の流れが全て当院で可能というところです(*^^)v
というのは、手術だけ他院に行ってもらったり、CT撮影以降他院へ紹介。なんていう歯科も多くあるかと思います。
ですが当院では、難しい抜歯でも外科の先生がいますので可能ですし、
インプラントの手術も専門医が来ておりますので安心してお任せください。
もちろん院長もインプラント手術行っており知識と経験がありますので、
術後の経過やメンテナンスも安心ですよね。
さらに今年導入したPMTCというクリーニングのコースは
インプラントのメンテナンスにとても適しているので、
インプラントをされている方には特に喜んでいただいています(*’▽’)

最近ではインプラントの普及と共に当院でもかなり多くなってきております。
手術って聞くとなんだか怖い…という方ももちろんいますがお話しを進めていく中で
みなさん安心されてから手術されています。
先週手術された方は、手術の次の日ゴルフに行ったそうです!
痛みも負担も全然なかったとおっしゃっていましたよ~♪
今では毎週の様にインプラント専門医の先生がきています。

長くなってしまいましたが、とにかく今ではインプラント治療は
身近なものですので、お困りの方はぜひ視野に入れてみてはいかがでしょうか(^^)?

最後に当院のオペ風景を載せておきますね♪

酸蝕症について

2017.09.11

こんにちは。

今日は、最近多い”酸蝕症”についてお話したいと思います(^^)

まず、酸蝕症とは簡単に言うと…
身近な酸性の飲食物や胃液によって歯のエナメル質が溶かされてしまう疾患です。

歯が溶ける、、、というとピンとこない、あまり自分には関係ないかな?
なんて思う方が多いと思います。しかし、年齢問わずかなり増えてきているんです!

先日新聞でこんな記事を見つけました!
”虫歯より深刻!?酸蝕歯”なんていう見出しで、こんな内容が載っていました。
外務省歯科診療所の医師は、「酸蝕歯は広範囲な分、局所的な虫歯に比べてより深刻」と指摘する。
酸蝕歯は酸にさらされる歯全部が溶けてしまうためだ。歯石がたまりやすい場所が溶ける虫歯より影響が大きい。
また、潜在的な患者も多い。15~89歳の男女1108人を対象に2014年に実施した調査によると、
4人に1人が酸蝕症だったという。
酸蝕症が厄介なのは、「健康や美容にいいとされるものが原因になるところ」という。
ダイエットのための黒酢の原液を朝晩飲んでいたり、シミを薄くしようと、
グレープフルーツを1日2玉食べていたりするなど健康や美容への意識が高い人ほどなりやすい傾向があるという。
(以上日本経済新聞より抜粋)

ワイン、炭酸飲料、栄養ドリンク、かんきつ類、お酢など、酸性度の高い飲食物が原因で、
酸蝕症になる恐れがあります。歯は酸に弱いですが、唾液が酸を洗い流して中和する為、
通常大きな問題はありません。しかし、強い酸に長い間または繰り返し触れていると、
唾液の中和作用が間に合わなくなり、化学反応で歯のエナメル質が溶けてしまいます。

当院に通われてる患者さんでも酸蝕症の方がいますが、
もっとも多いのは、ドリンクのちびちび飲み・ながら飲みです!
仕事や勉強をしながら、炭酸飲料や甘い飲み物をちびちび飲む…なんてことやっていませんか?
上でも書いたように、唾液で中和される前に飲み物を飲むとお口の中が常に酸性の状態になってしまい、
とても危険なんです。
酸蝕症を懸念するのなら、ちびちび飲みはやめましょう。
でもどうしてもなにか飲みながらじゃないと落ち着かない!
なんて方はこちらを参考にしてみてください♪

酸性・アルカリ性の度合いを示すpH(ペーハー)値は、低いほど酸性度が高く、
pH値が5.5以下の飲食物は酸蝕症のリスクが高いと考えられています。
なのでもしながら飲みをする場合は、pH値が少しでも高いものを選びましょう(^^)★
そして、ストローを使うと歯への接触を少なく出来るのでオススメですよ♪

そして、酸蝕症の重症の方の多くは外からの飲食物が原因ではなく、
なんと胃酸が原因なのです!!
胃酸は酸性度が非常に高く、逆流性食道炎や摂食障害の嘔吐などで歯が溶けるケースが増えているそうです…。
こちらに関してはなかなか防ぐのが難しいと思います(><)

どちらが原因にしろ、こまめにお口をゆすいだり、ガムを噛んで唾液を出したりするのが
少しでも酸蝕症を防ぐことができますので、
上記に当てはまってるなぁ…なんて方は是非気にしてみてくださいね。

そして!!歯磨き粉はフッ素入りのものを!必ず使ってくださいねヾ(⌒▽⌒)ゞ