
2021.10.01
こんにちは。
10月に入りすっかり秋の陽気になってきましたね。
日中と朝晩の寒暖差にお気をつけください(❀ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾
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さて今日は、詰め物やかぶせ物の型取りや、完成までの流れや工程についてお話したいと思います\( ¨̮ )/
通常歯科では、詰め物やかぶせ物または入れ歯を作る際、型取りをして技工所に送り、歯科技工士が物を作成し、医院に送られてくる。
それを患者さんのお口の中に入れて適合を確認し調整、セットする。といった流れになっています。
その他では技工士が医院に常にいて製作している場合や、現在では最新の3Dシステムでその場でセラミックを入れることができる歯科もあるようです。
当院では技工所に作成を依頼していて、詰め物の種類や義歯の種類によって、依頼する技工所が異なります。
型取りについてですが、基本的に詰め物や入れ歯はお口の中にべたっとした寒天アルジネートという印象材を入れて
固まるのを待ち、固まったら外すというやり方です。
こちらが実際に型を取ったものです( •̀∀•́ )
こちらに石膏を流して模型におこして技工所に送ります☆
技工所から送られてくるとこんな感じです。
セラミックの型取りについては、セラミックの種類によって型取りの方法を分けています。
アルジネートよりも精密に型を取れる、シリコン素材の印象材で型取りするものと、
最新の3Dスキャナーでスキャニングするといった方法があります。
シリコンで取る方法は、先に紹介したアルジネートで取る方法と一緒で、素材だけがシリコンになったものです。
そして、以前の記事でも紹介しましたが、当院では今年から最新のスキャナーを導入しました。
光学印象といって3Dの映像でスキャンしてそのまま技工所に転送するという方法です。
簡単にいうと、上記で説明した方法をデジタル化した方法です。
噛み合わせや顎運動(顎がどう動くか)もスキャンできるので、より高度で精密に読み取ることができます( ,>ω•́ )۶
ですので出来上がって患者さんのお口にいれた際、あまり調整することなく入れられる場合が多いです!
インプラント手術をした方が被せるセラミックの印象もこちらで行います。
最初はインプラント方のみで使用していましたが、最近では通常のセラミックの詰め物やかぶせ物の際にも使用しております。
当院では主に”ジルコニア”という種類のセラミックの際にこちらを使用しております。
以上、ご紹介でした♪
詰め物やかぶせ物がどういった工程で出来上がってくるかお分かりいただけましたでしょうか( ^ω^ )
ぜひご参考にしてくださいm(*_ _)m