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歯の磨きすぎ、オーバーブラッシングとは?

2021.07.27

こんにちは。

東京は梅雨明けしてとても暑い日が続いていますね( •﹏• )

 

今回は、歯の磨きすぎ(オーバーブラッシング)についてどんなものなのか、

それによってどの様なことが起こるのか、お話していきたいと思います( •̀ᴗ•́ )و ̑̑

 

歯とお口の健康を守るためには、毎日の歯磨きがとても大切です!

しかし、虫歯にならないようにと磨きすぎてしまうと、

かえってトラブルを引き起こしてしまう可能性があるのをご存知でしょうか?

ハブラシの毛先の当て方や動かし方が悪いと、磨き残しが出てしまうことは多くの人がご存じだと思いますが、

さらに、「どんな力加減で磨くか」という「ブラッシング圧」大事なポイントです。

「しっかり磨いて歯をきれいにしよう」と思うと、ハブラシを持つ手につい力が入りがちですが、

強すぎる力で磨くのは”オーバーブラッシング”と呼ばれ、NGですː̗̀(☉.☉)ː̖́!!

 

オーバーブラッシングとは、歯磨きのときに力を入れすぎていたり、磨く時間が長かったり、

歯磨き粉をたくさん使うことによって歯や歯茎に傷がついてしまうことです。

つまり過度な歯磨きによって歯や歯肉が過敏になってしまっている、という現象が起きているわけです。

ときには、うっかり歯ぐきを強くこすって傷つけることはあるかと思いますが、

習慣的にオーバーブラッシングを繰り返すと、歯や歯ぐきに大きな負担がかかります。

その結果、”歯茎下がり(歯肉退縮)”の原因にもなります(´◦ω◦`):

 

歯茎の痩せは歯周病が原因の場合もありますが、力を入れて歯を磨くことで引き起こされる場合もあるのです。

歯磨きの刺激で歯茎に傷がついて下がってしまうことで、歯の根っこが見えるようになってしまいます。

 

それによってどういう症状が現れるかというと、本来歯茎に覆われているはずの根っこの部分は、

歯の質がやわらかく汚れがつきやすいので、虫歯や知覚過敏にかかりやすくなってしまうのです(T^T)

 

また、歯肉を強くこすって傷つけてしまうことがあるかと思いますが、それは擦過傷といってこういった傷になります。

擦過傷ができると、少し歯茎に触れただけでも痛みを感じるようになります。

そのため、歯磨きの際に痛いと感じる部分を避けて磨く癖がついてしまい、

歯周ポケットに歯垢(プラーク)が溜り、歯周病を発症するリスクが高まってしまいます( ´;ω;` )

 

では、オーバーブラッシングにならない為にはどうしたらいいのか?

対策としては、

歯ブラシの選び方・・・硬めの歯ブラシは要注意です!オーバーブラッシングの自覚や、症状がある方は硬めの歯ブラシは避けた方がいいでしょう。また、歯ブラシの形状が自分のお口に合っているかということも大切です。

歯ブラシの持ち方・・・ペンを持つときの持ち方の、ペングリップが力が入りすぎず良いと言われています。掌で握って持つ持ち方は、力が入りすぎてしまうので、ペングリップに変えてみましょう( ´﹀` )

磨き方、磨く時間・・・歯に対して直角に毛先をあてて力を入れすぎないように小刻みに磨きます。長時間磨くのもNGです。4~6分程度にしておきましょう。電動歯ブラシを使用している方は特に磨き方に注意が必要です。使用方法、時間を守って使いましょう(´︶` )

 

歯ブラシは1ヵ月に1回は新しいものに交換するのが理想です◦ˉ ˘ ˉ◦)
もしもそれまでにブラシの毛先が広がってしまうようであれば、歯磨きのときに力を入れすぎている可能性がありますので、そちらも目安にしてくださいね( ,,>ω•́ )۶

どういった歯ブラシが自分に合っているのか、正しい磨き方ができているのか、

不安がある方は歯科で衛生士さんに相談してみましょう☆

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