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親知らずについて

2018.11.12

こんにちは。

11月に入り秋も一瞬で終わってしまいましたね。

さて今日は、「親知らず」についてお話していきたいと思います(*´▽`*)ノ

意外と知らない「親知らず」の情報をシェアできれば♪

まず最初に親知らずとは、大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろに位置する歯であり、
第三大臼歯が正式な名称で、智歯(ちし)とも呼ばれています。
親知らずは中切歯(最前方の前歯)から数えて8番目にあり、永久歯の中で最後に発育します。
永久歯は通常15歳前後で生え揃いますが、親知らずは生える時期が概ね10代後半から20代前半であり、
親に知られることなく生えてくる歯であることがその名前の由来だと言われています。

親知らずは一般的には、上あごの左右2本と下あごの左右2本の計4本ありますが、
もともと親知らずの無い人や、必ずしも4本が揃っていない人など個人差があります。
親知らずの生えてくる場所が不足している、あるいは生える方向が通常と異なるために、
埋伏(埋まった状態)していたり、傾いてきちんと生えてこないことがしばしばみられます。

”親知らずは抜いたほうがいい”
”親知らずを抜くのは大変、とても腫れるもの”

という漠然とした認識を持っておられる方は多いと思います。

では、親知らずは抜いた方がいいのか?というと、
その方によってケースが違ってくるので一概には言えません。

親知らずだから全て抜くというのではなく、正常に生えて機能している場合や、
手前の奥歯などが抜けてしまってない場合などはその部分を補うためのブリッジや入れ歯の土台に利用できるため、残しておいた方が良いこともあります。
ですが、親知らずは適正に生えないことが多く抜いた方がいい場合が多いです。

親知らずを抜くというのは、場合によりその後に腫れや痛みなどの不快な症状が生じたり、
また少なからずリスクを伴います。
ですが、ほとんどリスクがない簡単なケースも少なくないので
歯科で診断をしてもらいましょう☆^∇゜)

以下に、親知らずを抜いた方がよい、抜くべきではない、
あるいは様子を見てあらためて考えた方がよい場合の目安をお話いたします。

*~抜いた方がよい場合~*

1.<親知らず自体あるいは手前の歯もむし歯になってしまった>
親知らずは一番奥の歯なので治療器具が届きにくく、その後の手入れも困難です。
また、治療ができたとしても再びむし歯になる可能性が大きく、
親知らずがむし歯になったらあえて治療をせずに抜いてしまった方がよい場合があります。
また、手前の第二大臼歯もむし歯になってしまった場合は、すみやかに親知らずを抜いて第二大臼歯のむし歯を処置する必要があります。
長期にわたって放置すると第二大臼歯までも悪くなりすぎて抜くことになる恐れもあります。

2.<横向きに埋まっていて前方の歯に障害を及ぼしている>
親知らずが横向きに埋まっていると智歯周囲炎や手前の第二大臼歯の
吸収(歯の根が溶かされるように浸食されること)を引き起こすので、親知らずを抜くことが多いです。
※しかし、手前の第二大臼歯の吸収が進みすぎると注意が必要です。

3.<いつも食べ物がつまる、歯肉の腫れ、痛みを繰り返している>
親知らずが中途半端に生えていて、歯の一部だけが見えている場合は食べ物が詰まりやすく、
不潔となり周囲の歯肉に炎症を起こしやすくなっているため、腫れや痛みを繰り返します。

4.<骨の中に完全に埋まっているが、エックス写真で袋のような影がみられる>
このような状態の病気を嚢胞と言い、病気の発育によりあごの中の神経を圧迫したり、
膿の袋を作り、患部に痛みや腫れを生じます。

*~抜かなくてもいい場合~*

1.<親知らずが上下できちんと生え、かみ合っている>
親知らずが顎に直立して生え、お互いにかんでいる場合で
虫歯になっていない場合は抜く必要は特にありません。

2.<顎の骨の中に完全に埋まっていて問題が無い>
親知らずが顎の骨の中に完全に埋まっている状態で、特に問題ない場合は
周りの歯や骨に悪い影響を与えることはないと考えられ、痛みや腫れなどの症状がなければ直ちに抜く必要はありません。

3.<入れ歯やブリッジの土台として親知らずが必要>
ある程度真直ぐ生えている親知らずは、前方にある第一大臼歯や第二大臼歯をなくした場合でも、
削ってブリッジの土台に使ったり、入れ歯のバネをかけることができるため、残しておいた方が良いことがあります。

また、先に出てきたような”横に向いて埋まっている親知らず”は
抜くのが困難で大学病院に行ってくださいと紹介される歯科もありますが、
当院では外科の先生が毎週水・土曜日に来ているので
ほとんどの場合当院で抜歯が可能です(* ̄ー ̄*)!!
よっぽど困難な抜歯でも、不定期ですが土曜に大学病院の口腔外科部長が
来ていますので、安心ですよ(⌒▽⌒)ノ

また、「親知らずを抜いてほしい。」とお電話を頂く場合がありますが、
まずはレントゲンや必要であればCT(3次元的なレントゲン)を撮影し、
親知らずがどういう状態なのかを把握させていただいてからの抜歯になります。
すぐ抜ける場合は診断した日に抜歯可能な場合もございますが、
炎症や痛みがある場合は抗生剤で痛みを取ってからの抜歯になります。
まずはお電話くださいね(^人^)!

あくまで一般的なことですので、一概にはいえず例外もありますが、
親知らずのお話をさせていただきました☆

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